最終更新日 2023年4月27日 by plavacek
相続税対策や不動産投資の一環でアパートを所有している方にあっては、交通アクセスや周辺の立地条件などにより全国的に二極化の傾向が顕著になっているようです。
現在の物件の差別化について
首都圏や地方都市など経済状況や人口構成の変化などによっても影響をあまり受けることなく安定したパフォーマンスを期待できる物件と、少子高齢化や経済状況により大きな影響が不可避の物件の二つが典型的といえます。
今後も安定した収益を見込める物件であれば問題はありませんが、空き室がめだち老朽化をまつだけの物件は、今後も空き室による収益環境の悪化や、老朽化に備えた大規模修繕費用の捻出、固定資産税などの固定費など色々なコストやリスクに直面することを意味しているので、いっそのこと第三者に売却して現金化するのがベターと判断するべきシチュエーションに直面する可能性があります。
入居物件としての魅力を高める為に
中古物件といっても、一戸建て住宅であればリノベーションを視野にいれて購入するニーズがそれなりに見込めそう。
ところがアパートとなると賃貸にだすことが前提になっているのが難点です。
入居物件としての魅力を高める為には、新たなオーナーにあっても相応のリノベーションやリフォームで魅力を高めることで、新規の入居を期待することができます。
逆に言えば、豊富な資金で周辺の環境にそったプランを的確に構想できるという、かなりニッチな購入希望者でもない限り買い手を見つけるのは困難と言うほかありません。
専門の買取業務に対応している不動産会社に依頼する
このように中古アパートの処分に困ったときは、専門の買取業務に対応している不動産会社に依頼するのがおすすめです。
アパート買取サービスに対応している不動産会社には大きく分けると2つのスタイルがあり、それぞれの条件に応じて選ぶことができます。
まず全国規模で事業展開している大手の会社があります。
全国規模で展開しているので、大手のハウスメーカーなどがスポンサーに入っていることが多いので資金力が豊富で実績もあります。
対応のスピードも迅速ですが、買取になると相場よりも安く査定される傾向にあるのは不可避の側面もあるのです。
もう一つの不動産会社のスタイルは、事業規模はそこそこの規模ですが単純な利回り計算だけでなく周辺のエリア情報などに基づいて的確な査定にも実力を持っているのがメリットです。
まとめ
必ずしもどこのエリアでも対応しているわけではありませんが、エリアによってはアパート買取に柔軟に対応していることがあるので、気になる方はとりあえず問い合わせをして確認することをおすすめします。