最終更新日 2023年4月27日 by plavacek
日本中のサラリーマンの全てが起業家になりたいわけでは無いですが、1部の人は会社を立ち上げたいと考えています。
会社を立ち上げる理由はいろいろありますが、大きく分けて2種類のものが存在します。
目次
会社を立ち上げる2つの理由
1つ目はポジティブな理由によるものです。
自分が将来このような仕事をしたいので、それを自分が主体となってやっていきたいと考えるならば起業家が良いかもしれません。
つまり積極的な理由により会社を立ち上げようとする人がいます。
もう一つは、ネガティブな理由により起業しようとする人もいます。
具体的には、今勤務している会社が嫌なので自分で独立して仕事をしたいと言うものです。
一般的には前者の方が良いと言われていますが、必ずしもうまくいくかどうかはきっかけとあまり関係ありません。
きっかけ自体がネガティブなものであってもずっとネガティブな状態でいるとうまくいかないかもしれませんが、途中でやっていくうちに面白くなり、思わず人から喜ばれて人助けをしてしまったような場合はうまくいく可能性が高いです。
光本勇介氏のように成功するために
また、ネガティブな理由であっても、実はその仕事自体が自分自身に非常に向いており、才能を遺憾なく発揮した場合には光本勇介のように成功する可能性が高くなります。
逆にポジティブな理由であっても、人に被害を加えるような行為をしてしまったり、周りの空気を読まず人に迷惑をかけてしまう人は長い目で見てもうまくいきません。
また才能と全く関係ないような道に進んで仕事をする人は、いくらポジティブな理由からスタートしても、うまくいきにくいです。
このように考えると、スタート地点はどのような考え方であってもその後の問題の方が大きいといえます。
例えるなら、入り口はどこでもよく、出口さえしっかりしていれば問題ないといえます。
実際に起業家になった場合、本当に上手くいくのか?
では実際に起業家になった場合、本当に上手くいくのでしょうか。
これに関しては、ほとんどの場合スタート時点で転ぶかそれとも転ばずに続けるかで結果が決まってくるといいます。
あるデータによれば、会社を立ち上げた人の9割は、3年以内にやめています。
しかも8割ぐらいの人が途中でドロップアウトしてしまい、残りの2割しか3年以上継続できません。
しかもその残りの2割も半分位が5年ぐらい経過すると脱落してしまい、結果的に会社を立ち上げてから5年目で9割の人がいなくなっていく厳しい世界です。
逆に言えば、この時期さえ乗り越えれば多くの場合継続して仕事を続けることが可能です。
どのようにして乗り越えたら良いのか?
ではどのようにして乗り越えたら良いのでしょうか。
これに関してはいくつかの方法があり、少なくとも最初に無理をしないことが重要になります。
右も左もわからないうちは、勢いに任せてしまい気持ちが大きくなったことも相まってたくさんのお金を出してしまいがちです。
いわゆる初期費用に多くのお金を支払ってしまい、たくさんのお金を使えば成功するに違いないと考える人もいます。
ですが、それこそ転落する直前の段階と言え、そこからうまくいく人は珍しくなります。
例えば、リースの契約にたくさんのお金を使ってしまい、毎月の支払いが多くなり、結局黒字に転じることができないままお店を閉めてしまった人もいます。
あるいは、フランチャイズならばうまくいくに違いないと契約を結んでたくさんのお金を支払ったけど、結局場所が悪くありが商売の仕方がよくなかったため、3年で店を閉めなければならないようなこともあります。
特に飲食店に関しては、非常に移り変わりが激しく1つのところで長年継続するところは少ないです。
実際にいつも通勤途中にあった店が途中で閉店しているようなこともあります。
少し寂しい思いをする反面、それが現実は厳しいと他人ながら思い知る人もいるでしょう。
1番大きな問題はお金の問題
では、最初の段階でどのようにしたら失敗しないで続けることができるのか問題になります。
1番大きな問題は、お金の問題と言って良いかもしれません。
お金がたくさんあればあるほど、その人の生命力が強いのと同じくなります。
少し位失敗しても、それだけで転ぶようなことがなければとにかく続けることができ、成功する可能性は上がってきます。
そのためにはたくさんのお金を蓄えておくことが必要でしょう。
しかしながら、たくさんのお金を蓄える事は理屈としてわかっていても、誰もができることではありません。
やはり会社を立ち上げる場合、多くの人は十分なお金を持っていません。
多くの場合、お金を借りて返済ができなくなることからお金を借りずにスタートするのが良いです。
借りたとしても、確実に返済できるような金額にしておく必要があります。
最初の段階で、お金を借りるにしても毎月無理のない範囲で返済できるような仕組みを採用しなければいけません。
それと同時に、立ち上げた仕事以外のところから収入を得ておきましょう。
そうすると、会社員の人はなるべく仕事を辞めずにそのまま続けながら週末起業した方が良いです。
まとめ
一方で会社員をやめたい場合でもアルバイトや派遣社員等になり、一定の収入を稼いでおけば多少立ち上げた会社から収入が得られない時期が高くても、そこまで致命的な問題にはなりえません。