転職サービスに向いている人と一連の流れと心構え

最終更新日 2023年4月27日 by plavacek

別名「転職支援サイト」とも呼ばれている転職サービスは、一連の流れをサポートしてもらいたい人とキャリアアップをしたい人におすすめです。
混合されがちですが、転職サイトと転職サービスは別物で、前者は気になる求人があったら自分で申し込むサイト、後者は担当のアドバイザーと相談しながら面接の交渉をしてもらうサービスとなっています。
そのため、転職サイトは自分のペースで活動していきたい人や仕事のスキルや経験が浅い人、とりあえず活動したい人向きです。

関連サイト:キャリオク

 

未経験求人を扱っており手軽に応募できる

転職サイトは転職サービスとは違って未経験求人を扱っており、手軽に応募できます。
そのうえアドバイザーと合わせる必要がないため、自分の思うがままに動けるのがメリットです。
デメリットとして自己責任、応募書類の作成や面接の対策の質が甘くなってしまう事などが挙げられます。
反対に転職サービスは、そうした応募書類の作成や面接の対策が充実しているので、絶対に内定をもらいたい人に最適です。
もちろん、絶対に内定をもらえるとは確約できませんが、少なくとも転職サイトのデメリットである質の甘さを克服できます。
そうでなくても仕事をしながら、新しい職場を探すのは困難です。
何故なら、面接の予約や応募した企業との連絡など、調整しなければならない事が沢山あるからに尽きます。
こうした作業の代行をしてもらえる事が、このサービスのメリットですが、他にもメリットがあり、それがキャリアアップです。
キャリアアップが見込める求人はかなりのハイクラスで、かなりレアだったり公にできなかったりなど、少なくとも転職サイトで目にかける事はありません。
そうした求人ほど培ってきた経験やスキルを活かせるうえに、自分の可能性を育めるので将来性があります。

 

転職サービスを利用する際の流れ

もっとも今までの職種とは異なる業界にチャレンジする場合は、転職サイトのほうが最適です。
そんな転職サービスは多種多様なところがありますが、一連の流れは共通しています。
まず専用のサイトから登録を申し込み、そこでプロフィールとともに転職に関するニーズも記入していくスタートが共通点です。
また登録から転職までにかかるサービスは、全て無料となっています。
登録が済んだら、電話あるいはメールが来るまで待機です。
この間サービス側は記入したニーズをもとに、求人を調べ、情報をまとめています。
おおよそ登録から1週間かかりますが、連絡が来たら、今度は担当のアドバイザーと相談し、応募したい求人を選んでいくのが次の段階です。
「カウンセリング」とも呼ばれているこの段階は、場合によっては相談の受付が難しいものの、自身の希望や実績を伝えれば理想の求人を教えてくれるのは間違いありません。
担当のアドバイザーは客観的に吟味し、そのうえで独占している情報も含めて紹介してくれます。
独占している情報とは、一般的な求人サイトでは紹介されていないもので、なかには職場の雰囲気など実際に働くようになったら、気になる部分もあるのが特徴です。

 

面接の日程を決めるのは意外とかかる

利用者が担当のアドバイザーが提供した求人を選んだら、次は推薦となります。
職務経歴書や面接の対策をしていく段階がここであるものの、先述したようにサービス側が企業側との調整をしてくれるので、内定がとれる努力に集中しやすいです。
そしていよいよ面接していきますが、実は面接の日程を決めるのは意外とかかるため、注意しなければなりません。
そのため思ったより時間がかかったとしても、焦る必要はないです。
もしも面接で失敗しても、次の応募に活かせるようになっています。
内定が決まったとしても、今度は入社に向けた活動で忙しくなるので要注意です。
退職の準備を本格的にしつつ、年収のやり取りもしなければなりませんが、そこもサービス側が代行してくれます。
そして入社後も、転職したからこそ発生する悩みに電話もしくはメールで受付可能です。
もしかしたらサービスによっては、細かいところが違うかもしれませんが、基本的な流れはこうなっています。
ところで、転職サービスを利用する前に確かめなくてはならない事があるのは、案外、知られていないです。
その知られていない事とは転職で簡単に年収アップはできない事、現職を大切にする事、自分が求める理想の転職を言語化できなければつまづきやすい事の3つとなります。
勘違いされやすいですが、転職したとしても、年収がアップするのはその人の働きぶりを見てからです。
よって「給料が上がるのは2年ぐらいはかかる」と思い、新しい仕事につとめたほうが気が楽になります。

 

まとめ

現職を大切にする事は社会人として当然の義務で、もしも疎かにしたら同僚や上司に多大な迷惑がかかるだけではなく、それを耳にした転職先の企業がイメージダウンする恐れがあるので用心です。
そして、自分が求める理想の転職を言語化するのはかなり重要で、これができなければ「何だかしっくりこない」という理由で活動が上手くいかない可能性があります。