最終更新日 2023年4月27日 by plavacek
神秘の島である宮古島
宮古島は、九州南端から台湾北東まで連なる南西諸島の1つであり、天然記念物の筆岩や池間島、来間島、伊良部島など9つの島で構成されている宮古列島の中心の島です。
宮古島は、沖縄本島と八重山諸島の間の珊瑚礁が隆起した石灰岩で形成されている最大標高114.8mの比較的平地の多い島ですが、天照大神が隠れたとされる天岩戸の岩柱の端部を海に投げ入れた事で出来たとする神話が残されている島です。
また、琉球の神話の神々が降臨する神聖な御嶽が今も数多く残されている神秘の島でもあります。
宮古島は、沖縄本島の南西約310kmに位置する離島ですが、54,000人を超える住民が暮らしている離島なので市街地には病院や買い物施設、飲食店など生活利便施設が充実しており観光中に不便を感じる事が無い一方で、市街地を少し外れるだけで大自然を満喫する事が出来ます。
また、四方を海に囲まれている比較的平坦な島なので海からの風が吹く抜け、世間の一般的なイメージほど暑く無く比較的過ごし易い島でもあります。
宮古島は海の美しさが最大の魅力
宮古島の1番の魅力は、日本のベストビーチトップ10に選出された与那覇前浜ビーチや砂山ビーチ、新城海岸に劣らないパイナガマビーチや吉野海岸など数多くの美しい海岸と宮古ブルーとも称される美しい海です。
美しい海には、海底の地下洞窟内に広がる大空間が印象的な魔王の宮殿や地下洞窟で海と繋がる通り池、美しいアーチが連なるアントニオガウディなどの美しいダイビングスポットが数多くあり、国内だけで無く海外からもダイバーが訪れています。
島内には、美しい海や海岸の他にも地下ダム資料館や雪塩ミュージアム、平安名崎灯台、フナウサギバナタ展望施設、あたらす市場などの観光施設も数多く整備されています。
また、島の重要港湾とされる平良港と日本の渚100選に選定されている佐和田の浜のある伊良部島を結ぶ3,540mの伊良部大橋や島南西部と薩摩藩の見張り役を担っていた先島諸島火番盛のある来間島を結ぶ1,690mの来間大橋、島北西部からは沖縄県指定の鳥獣保護区のある池間島を結ぶ1,425mの池間大橋の3本の大きな橋によってフェリーを使用する事無く車で観光できます。
海の上を真っ青な空に吸い込まれる様に延びる3本の大橋からの景観は観光客を再びこの地に誘う魅力があります。
島では、新鮮な海の幸を使った郷土調理だけで無く、パパイヤの炒め物やヘチマの汁煮、田芋料理など島で栽培されている新鮮を野菜を使った郷土料理に加え、豚の内臓の入った中身汁やヤギ汁、ラフティーなどの郷土料理も満喫出来ます。