ゴミ屋敷を掃除するための事前準備

最終更新日 2023年4月27日 by plavacek

この記事は以下のような人におすすめです

・ゴミ屋敷をどのように片付けてよいか分からない
・ゴミ屋敷を掃除する前に準備することを知りたい
・ゴミ屋敷掃除に必要な道具は?

自宅にものが溢れており、不用品なども処分せずにそのまま溜め込んでしまっている片付けが苦手な人は少なくありません。
自宅に生ゴミが大量にあり悪臭がひどく、大量の害虫がわいているなど生活をするのが難しいという状況や、近隣トラブルに発展してしまったという状態のゴミ屋敷の場合、自力で片付けを行うことはほぼ不可能であり、早急に問題を解決するために専門業者に依頼して片付けをしてもらう必要があります。
しかし生ゴミなど最低限のゴミは処分しており、住人が問題なく生活を行えている場合、ゴミが溢れている範囲が3DK以内であること、トイレやお風呂、台所などの水回りを使用することができる環境なら、必要なものと不要なものを判断できずものを溜め込みすぎてしまったケースが当てはまるので、事前準備と掃除のスケジュールを立てることができれば、個人でゴミ屋敷を対応することはできると考えられています。

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どのようなゴミが溜まっているのか把握する

自宅の現状を少しでも改善したいと考えたなら、モチベーションが高いうちに早めに取り掛かることで短期間で見違えるほど美しい室内にすることも十分に可能なので、まずはゴミ屋敷を片付けるための事前準備を行うようにしましょう。
事前準備では最初に自宅の状況を判断して、どのようなゴミが溜まっているのか把握し、必要な道具や作業の順序を把握することからはじめます。
ゴミ屋敷の片付けは手当たり次第に行ってはいつまでたっても終わりませんし、1人で対応することは非常に大変なので、片付けにかかる日数は2~3日を想定し、その間に作業を手伝ってくれる家族や友人など人手を確保しましょう。
片付けにかかるスケジュールは主に「ゴミの片づけ」で、ゴミを必要・不要と分別しとりまとめ、処理や害虫がいるなら駆除作業を行い、「大型ゴミの処分」と「清掃」の3つの区分に分けて行っていくと計画的に進めることができます。
ゴミ屋敷の片付けは集中して効率よく進めていくことが重要となるので、1日で片付けを完了できない状態なら作業をする人達のモチベーションを下げないためにも、日にちをまたいで作業を行うよりも連休を利用して2~3日で一気に片付ける気持ちで行うと、スピーディーに完了させることができておすすめです。

片付けの事前準備で欠かせない道具の準備

片付けの事前準備で欠かせないのが道具の準備であり、用意すべきなのが燃えるゴミや燃えないごみ、リサイクル用など自治体の分別に欠かせない「ゴミ袋」をできるだけ多めに用意しておき、作業を行う人手分の軍手やマスク、洋服を汚さないために必要なエプロンも必要です。
さらに処分が難しい先の尖ったゴミを包んで捨てたり、生ゴミの水分を取る時などに活用できる緩衝材や梱包材として「新聞紙」もまとめて準備しておきましょう。
自宅に大量の本や雑誌が溜まっているという状態なら、書籍をまとめる時に便利なビニール紐やガムテープの準備も欠かせませんし、処分しない大切なものを避けておくダンボール箱を用意しておくと、間違って処分してしまうというトラブルが起こりません。
こういた片付け道具の他に、ゴミを運び出した後室内を掃除する時に使用する、雑巾や洗剤、ほうきやモップ、掃除機など基本的な清掃道具も準備しておきましょう。

片付け前日に行っておくべき自宅の害虫駆除

片付けを行う人手とスケジュールを確保し、道具など事前準備が完了したら、片付け前日に行っておくべきなのが自宅の害虫駆除です。
床にものが溢れている状態や、生ゴミの処分が十分ではなかった場合は必ず自宅にゴキブリやハエ、蚊など虫が発生している可能性が高く、作業をしている間に虫が出てくると作業効率が下がってしまう原因につながります。
そのため前日のうちに部屋全体の害虫駆除を効率よく行える、霧状の殺虫剤を使用しておくと安心です。
ただ作業当日でも虫が出てくる可能性もあるので、殺虫効果の高いスプレータイプの殺虫剤を別に準備しておくことも忘れないようにしましょう。

目についたものからどんどん分別していくことが大切

片付け当日には、目についたものからどんどん分別していくことが大切で、作業している人に対して1人あたり1メートル四方を担当するエリアと決めて、ゴミ袋にものを入れていけばエリアをどんどん広げていくことができます。
室内の片付けをしていくと埃が舞ったり、害虫を見つけて殺虫剤を使用する場面が多くなるので、必ず窓を開けて換気をしながら作業を行うことが大切です。
ものを処分する順番は最初に不要なゴミ、まだ使えるけれど数年単位で使用していないものはゴミとしてどんどん処分していきます。
その中でどうしても処分するか決めかねるものがあるなら、用意したダンボールに避けておき最後に捨てるか判断しましょう。

まとめ

ある程度ゴミがまとまったら家の外に搬出することになりますが、市町村の指定された曜日、時間に大量のゴミを出してしまうと回収しきれないトラブルが起こりやすいので、ゴミ屋敷を片付ける前に連絡を入れておくか、自分で不用品回収業者を依頼してゴミを回収してもらうのも1つの方法です。
軽トラックの手配が行えるならそのまま清掃センターに持ち込めば、自宅で保管する必要がなくすぐに片付けることができます。