証券会社について教えて下さい。

最終更新日 2023年4月27日 by plavacek

「証券会社の仕事内容が知りたい」
「証券会社の選び方が気になる」
「JPアセット証券株式会社の特徴や評判が知りたい」

証券会社とは、簡単に言えば、株式の売買の際の窓口になる会社と思って下さい。

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JPアセット証券評判

証券会社の4つの業務内容

ブローカー業務

大きく分けると4つの業務があり、まず筆頭に来るのが「ブローカー業務」になります。
この仕事の代名詞とも言われたりしますが、売り買いを問わずに人々から注文を受け付けて、それを証券取引所に証券会社が持って行きます。
この時の手数料が、収入源になります。
つまり、仲介業をしているのだと考えてもらえれば齟齬はありません。

ディーラー業務

ちなみに仲介業一本槍のみで、仕事を成立させている訳ではなくて、証券会社自身も株式の売り買いに参加しており、これが主要4つの業務の内の2つ目で「ディーラー業務」と言います。
前述のブローカー業務と自身のお金での株式売買の2つで上手くバランスを取って活動する事で会社は活動しています。

アンダーライティング業務

続いて3番目の業務が、「アンダーライティング業務」と言います。
株式とは簡単に言えば、「会社が資金を集める為の道具」です。
ですが、例えばソニーや任天堂やトヨタといった様に世界に名だたる企業なら話は別ですが、会社の規模や知名度の関係等で、誰もが即興味を持って株を買ってくれる会社ばかりではありません。
そんな時に、会社の自助努力は必須として、会社は株式を買ってくれる相手を探す必要があります。
そんな時に登場するのがアンダーライティング業務です。
このサービスを利用すれば、証券会社は株式を買ってくれる相手を自社の情報網を使いつつ見つけ出してくれます。

セリング業務

ちなみに、この時のアンダーライティング業務は「株式を買いとった上で買ってくれる相手を探す事」であり、それに対して主要業務の4番目の「セリング業務」とは、「新たに発行された株式を一時的に預かった上で買主を探す事」です。
両者は似ている様で、結構違う部分もありますのでその辺の区別はしっかりしておかないといけません。
ただ、いずれにしても依頼会社は、独力で探し出すよりはどっちを選ぶにしても責任をもって買取先を探してもらえますので、依頼の結果何だかよく分からない怪しい所に自社の株式を持って行かれてしまう等というトラブルは心配しないで済みます。

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4つ完備の会社は「総合証券株式会社」と呼ばれる

後は此処も重要なポイントですが、主要な業務は4つあるといっても、全ての会社が必ずしも全部網羅しているとは限りません。
ブローカー業務やディーラー業務等に、特化していて後者2つは範疇外という事もあり、4つ完備の会社の場合は「総合証券株式会社」と言う事もチェックしておきたいポイントです。
後は此処も押えておきたい所ですが、ネットの登場や世界経済の激減等により、法人や投資の専門家以外に少しでも資産を増やしたいという人は増加の一途をたどっています。
その結果として、本来は専門家ではなかった一般人が投資の世界に飛び込んでくる事も珍しくなくなっており、証券会社も様々なサービスや一分野に特化した仕事をする様な所も出てきました。

証券会社の選び方

今後もその流れは順当に続くと見られており、何処のサービスも似たり寄ったりと思ってしまったりすると、例えば手数料等の面で大きい違いがある事に後で気づいて、痛い目を見てしまうといった事例も出ています。
そういった事を勘案するのであれば完全に無手で飛び込むのではなくて少しずつ関連する勉強をしてみたり、必要に応じて、王手の会社が運営する相談会等に顔を出したりしつつ、一定の知識を得た上で本題に入った方が無難です。
日本はだいぶ変わってきたとはいえ、やはり株式投資よりも預貯金を主軸と考える人が54,3%に達しており、株式で資産を考える人は約10%だとも言われています。
これに対してアメリカは正反対で、株式の方に興味を持つ人が37,8%にもなります。
つまり日本においては、まだまだ未知の部分が多いという事で、だからこそ二の足を踏んでしまう人が相当数いるという事ですが、仕組をしっかり理解した上で無理が無い運用をすれば他所の人よりも一歩先へ行ける可能性があるとも言えます。

今現在、日本国内には約272社が活動している

ちなみに、証券会社と言えば経済の事を中心にして動く会社というイメージが先に立つことが多いです。
しかし、最近では地球環境への貢献という事で、SDGSに熱心な企業の資金繰り等に業界あげて協力していたり、地域経済の振興という事で目に見えない部分で色々な所に協賛していたりもします。
今現在、日本国内には約272社が活動しており、営業店は2032店舗ほどあると言われていますが、注意して見て行くと思わぬ所で名前を見かける様な事も少なくありません。
ですので、環境であったり、地域貢献に興味があるという様な場合には余裕があったら証券面の方で色々調べてみるというのも中々面白い試みであるとも言えます。

まとめ

最後に、個人として証券に興味があるという場合は個人向けのリテール業務という事で、大概の会社で営業担当者が動き回っている事がほとんどですので、その辺りを利用して話を聞いてみるのが第1歩と思って下さい。
(※法人向けの場合は、「法人営業」と呼ぶ事もチェック)