バンコクの賃貸物件にはさまざまな種類があります

最終更新日 2023年4月27日 by plavacek

1,アパートと呼ばれる賃貸物件のメリット

バンコクで賃貸物件を探したいと考えている人もいるかもしれませんが、日本とタイの場合には、部屋探しは習慣などの違いから、様々な異なりが見られるのは事実です。

日本の場合には、アパートやマンションなどといった名称の違いはありますが、ほとんどの場合注意しなければならないことは同じといえるでしょう。

タイの場合には賃貸物件にはさまざまな種類があって、それぞれに注意すべき点が異なります。

どのような種類の物件があり、それぞれにどのような注意点があるのかをまずは把握しておく必要があります。

まず最初の賃貸物件はアパートと呼ばれるものです。

日本の賃貸マンションやアパートとほとんど同じと考えると分かりやすいでしょう。

一つの建物を一人のオーナーが所有している特徴があり、簡単に言うとワンオーナー物件であるということです。

オーナーは企業である場合も、個人である場合もありますが、日本人が多く住む地域の場合には、100平米から200平米などといった広い面積の物件が多い特徴があります。

アパートのメリットとしては、ワンオーナーであることから、庭などのこだわりがあるところもある、部屋のトラブルの際には常駐するスタッフが対応してくれるので対応がスピーディー、小さめの子供がいる場合には、建物が築年数が経過しているものが多いことから、傷などがそれなりにあるので、それほど気にすることなく過ごせる、ペットと同居できる物件もあるなどのことが挙げられます。

 

2,アパートのデメリット

反対にデメリットには、比較的地価年数が経過しているものが多いので、内装や設備のデザインが古い物件が多いことです。

エアコンも古く、省エネとはいかないかもしれません。

電気代や水道代は通常の電力会社などの請求に利益を乗せて請求されるため、高めの傾向があります。

電力会社と比べた場合には、倍以上になることもあるので注意が必要です。

オーナーの良し悪しによって快適に過ごせるかどうか決まるといっても過言ではありません。

日本人が多く住むエリアの場合には、大型物件も多く、一人暮らし物件はあまり見つからない可能性もあります。

また駅から遠く離れている傾向が高く、交通にはやや不便を感じるかもしれません。

このようにデメリットがありますがその中でも電気代はとにかく注意が必要で、家賃が安いからといって飛び付くと、電気代がかなり高めに設定されている可能性もあります。

子供がある程度大きいのであれば、それぞれに部屋を与えると、電気代の請求だけで5万円以上になるということもあります。

一つの部屋でみんなで過ごす時間を多く取ったり、冷暖房に関しても寝る前だけつけるようにしてその後は電源を切るなどの対応が求められます。

 

3,コンドミニアムのメリット

二つ目の種類がコンドミニアムと呼ばれるものです。

日本のもので表すと、分譲マンションと考えると分かりやすいでしょう。

賃貸形態としては、オーナーが投資用に購入したものを、賃貸に出している物件をさしています。

一番のメリットは、交通アクセスに優れているということです。

駅に近い物件が多く、BTS高架鉄道や、地下鉄の駅から至近距離にあるところも多く見られます。

新築や築年数の浅い物件が多い傾向にあるのも魅力の一つと言えるでしょう。

投資物件が多いので、オーナーが部屋ごとに個別に異なります。

個性的な部屋もあり、自分の好みの物件が見つかれば、非常にお得であるといえます。

高級物件となると、豪華なプールやフィットネスジムなどの設備が充実しているところもあります。

アパートとは異なり、電気代に関しては、電力会社からの直接請求となるため、オーナーによって上乗せされることもなく、正規料金を支払うことになるので安心です。

 

4,コンドミニアムのデメリット

反対にデメリットとしていることは、オーナーの良し悪しによってメンテナンスなどの個別対応となって、場合によっては対応が遅延してしまうことも考えられます。

個人オーナーが多いことから、家賃の税務報告などを過少申告している人も多く、税務が明るみに出やすい法人との契約はなかなか難しくなります。

退去時の現状復帰はオーナーの判断となるので、場合によっては高額となり、保証金がほとんど戻らないケースも多いものです。

デメリットに対しての対策としては、入居の際にオーナーとの関係づくりをしっかりして信頼関係を築いておくことが大切です。

例えば日本のお菓子やおみやげなども渡せるように購入しておくとよいでしょう。

内見の際には、気になる傷などについてはあらかじめ写真をとっておくなどの対応が求められます。

最後にサービスアパートと呼ばれるものです。

これは名前のとおりサービスを受けられるアパートといえば分かりやすいでしょう。

ホテルと併設されているところも多く、スタッフも教育されているので質の良いサービスを受けることにつながります。

サービスアパートで一番のひっかかりになるのが家賃です。

この対策としては、雨季の時期のキャンペーンを狙い入居することが一番だといえます。

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