最終更新日 2023年4月27日 by plavacek
知人のお見舞いに行く際には、その方の病状や怪我の状況、ご家族や大部屋であれば同室の人たちへの配慮は大切です。
それはお見舞いの贈り物にも共通したことがいえます。
さて、お見舞いのお品として、お花をお持ちになる方は結構いらっしゃると思いますが、その際には以下のことにたいして、注意しましょう。
病院にもよりますが、感染症やアレルギー症状を防ぐという視点から生花を院内に持ち込むことができない病院もありますので、そのことを前もって確認する必要があります。
贈る時期につきましては、入院したばかりの頃や、術前、術後は当然ながら避けておいた方が良いでしょう。
症状が安定して治癒に向かう頃に贈るようにしましょう。
お見舞いで花を贈る時に気を付けておいて頂きたいことは、ご存知の方も多いと思いますが、鉢植えは必ず避けることです。
根付く=寝付くという嫌な関連性があり、病気や怪我の症状が長引いてしまう…とのいわれもありますので注意しましょう。
また、香りが強く出る”ゆりの花”は、その患者さんや同じ部屋の方々に不快感を与えてしまう可能性があります。
一般的に生花の持ち込みが不可能な病院であっても、プリザーブドフラワーの場合は大丈夫である場合があります。
プリザーブドフラワーは、比較的コンパクトなつくりで、香りも生花より少ないので入院の贈り物には最適です。
色合いでいくと、例えば、自然と明るくなる黄色やオレンジなど…あと、気分が晴れ晴れする赤やピンクなどのお花は贈り物として最適でしょう。
注意点として、弔事をイメージさせる白いお花、また、仏花として使われる菊を主としたアレンジは避けた方が良いでしょう。
また、赤い花は血を連想させるため、手術をした患者さんに贈る際には細心の注意を払いましょう。
長期入院などで、あまり外の空気を感じることができない方は、四季が感じられるように、その季節に関連する花を贈るととても嬉しいと思います。
お見舞いする方の、快復をお祈りする気持ちがとても大切ですね。